外食のすすめ


突然ですが、
みなさんは好きな味ってありますか?
 
たとえば、
あの店の角煮のコックリした味が好き
母のつくる煮豆のほのかな甘さが好き
父がつくる週末の肉野菜ごろごろのカレーが好き
 
などなど・・・
 
それぞれ好きな味はあると思います
 
自分でつくる料理も毎回好きな味に仕上がったら
嬉しいですよね
 
 
私は料理をつくるのは好きですが、
ぶっちゃけ、
つくることより好きな味を食べたときの
幸福感が他には代え難いからつくってる
と言う方が正しくて、
 
自分の思い通りに仕上がった時には
「私って天才!」と本気で思います
(昨日もそうでした)
 
そうなると何が良いかって、
自分の料理の腕に自信が持てて
またつくりたくなる
 
つくって美味くできたら
やっぱり私天才!と思って
さらに楽しくなり自信もつく
 
こういう自己肯定感があると
多少失敗することがあっても
料理への苦手意識はなくなります

 
話を戻して、
みなさんの好きな味が想像できたところで質問です
 
その好きな味のつくり方はなにから学びますか?
 
人気のレシピサイト?
売れてるレシピ本?
それとも・・・?
 
考えてみてください

星の数程あるレシピの中から
自分好みの味を見つけるって至難の技だとは思いませんか?
 
 
料理の出来上がりに満足できないのは、
自分好みかどうかわからない味のレシピをお手本にしていることが理由の1つだと思っています

そしてそれこそ料理をつまらなくしている原因だと考えます

   よし、今日はいつもと違う料理をつくろう!
   (やる気満々)
      ↓
   インターネットや本でレシピ選び
   (最初は楽しいがレシピの数が多すぎて探す間にやる気が降下)
       ↓
   計量し、手順を見てキチンとつくる
   (気を取り直してがんばる!)
      ↓
   完成!
   (家族が喜んでくれるかな、期待)
      ↓
   食べる
   (あれ、頑張った割にイマイチ?…ショック)
      ↓
   家族の反応なし
   (ガッカリ、不機嫌になる、落ち込む)
      ↓
   結局いつもの料理に戻る
  (料理がつまらない、もちろん家族の反応はない)

   
たまたま見たレシピが好きな味のこともあるので
それならハッピーですが
逆だと上記のようなことが起こり得ます
 
「私、料理本見てもうまくつくれないんだ・・・」
 
これが人気料理家さんや有名料理人さんのレシピであれば尚のこと、自分に才能がないから美味しくつくれないのだと思い込んでしまいます
 
でも、それはあなたのせいじゃないんです
 
その料理家さんや料理人さんの味付けが
好みじゃなかったってだけのこと
 
私も過去購入したレシピ本で
どのページをつくってもイマイチ・・・
なんてこともありました
 
 
ではどうしたら好みのレシピ本に辿り着けるのか?
 
残念ながらそれは四つ葉のクローバーくらい見つけるのが難しい…
 
安心してください!
他に方法はあります
 

それは
“自分の好きな味を見つけに外に食べに行くこと”です

 ほら、かわいい子には旅をさせろと言うでしょう?
かわいい自分の舌を外の世界に旅させてあげてください
(もちろんご家族の舌にもね)
 
外で美味しいものを食べさせてあげて、
まずは美味しいと感じる味を見つける
 
1つじゃなく貪欲に、
いくつも美味しい味を見つけてください

そうすると食べたい味のゴールが描けるようになります
 

好みの味に出逢えたお次は
是非お店の方に
レシピを尋ねてみてください
 
つくり方を聞くと言うより、
何を使っているか(食材と調味料)を聞く方が
答える方もサクッと答えられるし、
聞く側もあとで思い出しやすいです
 
 
その後、
“こないだ食べたあの味を再現してみよう”
という発想が出てきます
 
こうなったら実験感覚、楽しいですよ~
危険物じゃないから配合まちがっても爆発しませんし(笑)

なにより出来上がりが好きな味だった時の
高揚感!自画自賛!

これは病みつきになります(笑)
 

そして味付けに変化も生まれます

いつも同じになっちゃう、
そんな悩みも自然と解消されていきます
 

私が感謝すべきは両親で、
子どもの頃からずっと母の手づくりごはんと、
 
家族で出かける外食は
ファミレスや大衆食堂ではなく、
田舎ではちゃんとしたレストランだったので
いつの間にか味覚を鍛えてもらったと思っています
(逆に駄菓子など買ってもらえず寂しい想いを
したこともありますが、今思えば良かったなと)

そして思い返せば父も母もお店の方とよく会話してたなぁ~と
それが今の私をつくってくれたんですよね

そして好きな味を出してくれるお店を
行きつけに出来ると尚よし!

なぜならよく来てくれるお客さまに
自分の料理のことを尋ねられて
嫌な気持ちがする料理人なんていないし、
むしろ好意を抱く

そうなれば行く度に
今日のおすすめをこっそり教えてくれたり、
料理のことを自ら語ってくれたりするものです

そしたらシメたもの!
あなたの料理の師匠が1人できますからね

レシピなしで料理の腕を上げる方法は
他にもありますので
別のコラムでお伝えしたいと思います

どうぞお楽しみに